こんにちは!ほぐです
今回は私が経験した東工大理学院物理学科の院試の面接について書きます。
私が院試を受けたときは、まだコロナウイルスが流行しておらず、面接は対面面接でした。しかし、去年や今年の院試は面接はオンラインで行われています。
そのため、私が受けた面接と今の面接は全く違うものかもしれません。そこだけは注意してください。
東工大物理学科の院試には、筆記試験と面接があります。筆記試験の合格発表の後に面接を受けます。
午前と午後に面接がある
午前と午後に面接があります。午前の面接に受かった学生が午後の面接も受けることができます。
学生の合否を決めるため、午前の面接の合格発表は、午前の面接が終わってから7時間くらい後です。
あまりにも空き時間が長かったため、先に東大の院試を終えていたラムとサイゼリヤでスマホゲームやってました。
午前面接の合格発表のときに合格を確認したらすぐに午後の面接を開始し、終わったら解散です。
午前の面接の回数は人による
午前の面接は人によって、回数が異なります。ほとんどの学生は1回か2回だと思います。
この回数は受験生の志望する研究室によって決まります。東工大の物理学科では、願書を提出時に志望研究室を10個記入します。(私が受験生の時は5個でした)
そして、受験生が記入した第3志望までの研究室を基に面接の回数が決まります。(私のときは第3志望まででしたが、今はもう少し多いかもしれません)
東工大物理学科には30以上の研究室が存在しますが、それぞれの研究室が基礎実験、基礎理論、物性実験、物性理論等の分野に分かれています。
そして、それぞれの分野で別々に面接が行われます。
もし自分の第3志望までの研究室が基礎理論の研究室のみであれば、基礎理論の面接だけを受ければ良いため、面接回数は1回になります。
また、もし自分の 第3志望までの 研究室に基礎理論以外に物性理論の研究室も入っていた場合、基礎理論の面接と物性理論の両方の面接を受けなければいけないため、2回面接を受けることになります。
面接は1対10人以上の場合もある
私は物性実験の研究室を志望していました。そのため、物性実験の面接を受けました。
面接では、私一人を相手に物性実験の研究室の教授たちが全員集結していました。物性実験の研究室の数が多いため、10人以上はいたかと思います。(正確に数えてはいないです)
10人以上いるとは言っても、面接中に話す教授は面接を仕切っている教授と受験生が志望している研究室の教授だけです。
何も話さずにこちらを見ている教授たちの目線は恐いですが落ち着いて話しましょう。
面接では筆記試験の成績についても聞かれる
面接で聞かれた質問は以下のような感じでした。
- 筆記試験の反省点
- 研究室の志望動機
- 将来の進路について
- 学生実験で印象に残っているもの
- 自己PR
特に面接より前に受けた筆記試験の成績について良く聞かれました。具体的には
- 筆記試験のできはどうだったか
- できなかったところは勉強していなかったのか
といった内容です。面接の前に筆記試験の問題を復習し、面接で話せるようにしておきましょう。
午前の面接の合格者は募集人数とほとんど一緒
午前の面接が終わると、その日の夕方に午前の面接の合格発表があります。ここで、合格すれば午後の面接を受けることができます。
私が受験生のときは午前の面接の合格者は65人でした。物理学科の募集人数の62人に近い数字です。
午後の面接で聞かれる質問は一つだけ
午後の面接で聞かれる質問は
「あなたが合格した場合、~~研究室に所属することになります。よろしいですか?」
だけでした。午前の面接の合格者が募集人数とほとんど一緒だったことを考えると、ここで「はい」と言えば、ほぼ合格は確定でしょう。
まとめ
東工大の物理学科の面接についてまとめました。私自身、面接官が多すぎてとても緊張したのを覚えています。もう受けたくないですね。
東工大の物理学科の院試全体の流れや筆記試験についてもまとめていますので、よろしければ見てください。
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