【院試に落ちたら】理系の冬入試リスト

院試

夏の院試に全て落ちてしまったとしても諦めないで。

冬に院試を行っている大学院があります!

この記事では、私が調べたり知人から聞いたりして得た理系の冬入試の情報をお伝えします!

理系のほとんどの院試は、7月~9月に行われます。

大学4年生の夏に行われるので、単位取得に精一杯だった人や対策が遅れてしまった人など残念ながら落ちてしまう人もいます

例えば、東大の院試の倍率は2.4、東工大の院試の倍率は1.7です。

第一志望に落ちたとしても、ふつう2,3個の大学院を併願して受けるため、滑り止めで受かった大学院に行くことを決める人が多いです。

しかし、専願で挑戦した人や全部落ちてしまった人もいるでしょう。(院死と言うそうです…

そんな人は、大学院進学を諦めて就活を急いで始める人もいますが、
まだ冬入試という選択肢があります!

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なぜ夏に院試?

理系の専攻の院試のほとんどは夏に行われます。

これは、

  • 学部の卒業研究・卒業論文をしっかり行うため
  • 教授陣は、冬は学部の入試で忙しいため

などの理由が考えられます。

では、冬入試とはなぜ、どのように行うのでしょうか。

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冬入試の概要

冬入試の時期は大学によって異なり、10月~2月ほどに行われます。秋入試もありますね。

  • 冬入試
  • 後期入試
  • 2次募集

など、募集要項での名前は違う可能性がありますので注意してください。

大学によって、

  • 夏入試での欠員を募集するために若干名募集している
  • 冬入試の枠をきちんと確保している
  • 夏入試の結果によっては開催しない年もある

と様々ですので注意してください!

それでは、大学別に冬入試を紹介していきます。

東京大学院

研究科専攻願書提出試験備考
情報理工学系創造情報学11月中旬2月上旬
電子情報学1月下旬
コンピュータ科学2月上旬英語で実施

東大は情報理工学系の3つの専攻で冬入試があります。

コンピュータ科学専攻の冬入試はすべて英語で行われるそうです。

京都大学院

研究科 専攻願書提出試験備考
情報学 先端数理科学11月中旬12月中旬募集人員10名

京大は情報学研究科の先端数理科学専攻で冬入試があります。

募集人員は10名確保されています。

試験日は12月なので、情報学系の人は東大と両方受けられそうですね。

筑波大学院

理系が強い茨城県の国立大学です。

学位プログラムサブプログラム募集人員
数学12月上旬1月下旬、2月上旬2名
化学12月上旬1月下旬、2月上旬6名
応用理工学電子・物理工学12月上旬1月下旬、2月上旬7名
物性・分子工学12月上旬1月下旬、2月上旬5名
国際マテリアルズイノベーション9月上旬10月5名

筑波大学はほとんどの学位プログラムで冬入試を行っていますが、
物理学学位プログラムのみ冬入試を行っていませんので注意してください。

上智大学院

研究科専攻願書提出試験
理工学全専攻11月下旬2月中旬
地球環境学全専攻12月下旬3月中旬

上智大学の理工学研究科は、

機械工学、電気・電子工学、応用化学、化学、数学、物理学、
生物科学、情報学及び英語コースのグリーンサイエンス・エンジニアリング領域

の9つの領域があり、選択して受験します。

要は、理系専攻すべてに冬入試があります

大学院大学

大学院大学(大学院のみの大学)は、冬にも院試を行っているケースが多いです。

北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)、奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)などがあります。

関東にある理系の研究にとても強い大学院大学を1つ紹介します↓

総合研究大学院大学

総研大(そうけんだい)と呼ばれている、理系では有名な神奈川県にある大学院大学です。

研究科専攻願書提出試験
物理科学核融合科学11月上旬11月下旬、12月上旬
高エネルギー加速器科学物質構造科学12月中旬
複合科学情報学12月上旬
生命科学遺伝学・基礎生物学12月中旬
生理科学12月上旬
先導科学1月上旬2月上旬

多くの研究科が冬入試を行っています
募集人数は少ないと思いますが、受験人数も少ないと予想されますので受けてみる価値はあると思います。

なお、募集要項では修士課程~の募集を「博士課程(5年一貫性)」と表記しています。
しかし、2年終了時に修士がもらえますので、ここで就職したり他大の博士課程に進むことも可能です。

海外の大学院

海外には、秋~冬にかけて院試を行っている大学も多いです。

IELTSを受けないといけないなど、受験システムが違うこともあるので注意してください!

実際、私の周りにも海外の大学院を受験する人は数名いました。

他の選択肢は?

他には、

  • 急いで就活を始める
  • 院試浪人をする

という選択肢もありますが、まずは冬に院試に再挑戦するのがおすすめです。

情報提供求む!

この記事に載っていない冬入試の情報を持っている方は、ぜひコメントやTwitter等でお知らせください!
その都度、更新していきたいと思います!

まとめ

夏の院試に全て落ちてしまったとしても諦めないで。

冬に院試を行っている大学院の情報を集めて、再チャレンジしてみてください!

詳しい情報は、大学が出している「募集要項」を確認して、出願時期などを間違えないようにしてくださいね。

このサイトでは、他にも理系大学生に有益な情報を発信しています↓↓↓

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