私は、東京大学大学院に外部から院試をして入学しました。
本日は、院試の勉強で最も大事である過去問について解説します!
院試の過去問事情
大学受験に比べて院試の情報は手に入りにくいです。
特に、他大学に外部受験をする場合は情報の入手に苦戦します。
また、過去問だけが手に入っても解けない人や何割解けたらよいかわからない人もいるでしょう。
そのようななか、院試の過去問やその解答が入手できなかったら、それらを入手しやすい内部生と情報格差ができてしまいます。
逆に、自分がたくさんの過去問・解答を手に入れることができたら、それだけで院試の情報において優位にたつことができます。
どのようにして過去問・解答を手に入れることができるのか7つの入手方法を紹介します。
過去問・解答の入手方法
①大学のホームページ
ほとんどの大学の研究科は、公式のホームページに過去問を載せています。
しかし、解答は載っていませんので注意してください。
例えば、東京大学の大学院は全研究科がホームページに過去問や過去問の入手方法が記載されています。↓↓↓
この過去問は直近の3~5年分が掲載されていることが多いです。
このような過去問は、
- PDFでダウンロードできるもの
- 過去問集の販売しているもの
があります。
過去問集の購入方法は、大学構内での購入・FAXでの申し込み・ネットでの購入が可能であることが多いです。
主に、文系研究科や医学系研究科はネットでダウンロードできないことが多いようです。
これは、著作権や試験に出題される内容が不変的でない可能性があることが原因と考えられます。
②過去問を提供するサイト
院試経験者が自分が解いた解答を載せているサイトがあります。
これらは、解答があっているか不明、人によって解き方のクセがある、古い院試の解答が多いという懸念点はあります。
しかし、何もなく過去問を解くのは不安ですし、答え合わせや参考にすることができる解答はとても役立ちます。
優秀な人が善意で載せてくれていることが多いので、自分が受験する研究科の解答を見つけたらすぐにダウンロードしておきましょう。
③先輩からもらう
院試をした同じ学科の先輩には必ず連絡を取りましょう。
サークルや研究室などで古くから受け継がれている大量の解答をもっている可能性があります。
④友人と分担して作る
同じ大学の研究科を目指す友人にも連絡を取ってみましょう。
友人が過去問の解答を持っていてもらえるかもしれません。
友人が持っていないなら、教科書や参考書を見ながら一緒に解答を作ることをおすすめします。
二人だと、解答に自信がつきますし、分担することもできます。
④研究室訪問時に研究室の院生からもらう
院試前に必ず研究室訪問をしましょう。
そして、研究室の大学院生に話しかけてください。
特に修士課程の院生は過去問の解答を持っている可能性が高いので思い切って聞いてみてください。
しかし、今はコロナ禍で直接研究室に行くことができず、オンラインでの研究室訪問やZOOMで教授と面談をすることが多いと思います。
教授に、「大学院生の研究生活の話を聞きたいので、研究室の大学院生と面談をさせていただけないでしょうか」とつなげてもらうとよいと思います。
⑤メルカリ
こちらは、「東京大学 院試 過去問」での検索結果です。
数千円~数万円で売られています。
実際にコピーされたものが届くものもあれば、PDFが送られてくるというものもあります。
これらは、営利目的で掲載しているため解答の信用性は落ちると思います。
しかし、院試をした先輩もおらずどこからももらうことができない人は最後の手段として使ってみてもよいでしょう。(私の知人でメルカリで入手した人は知りません。)
⑥解答作成を依頼する
- 質問サイト(Yahoo知恵袋など)
- 有償依頼サイト(ココナラなど)
で依頼すると、解答をつくってもらえるかもしれません。
しかし、院試の出題内容は専門的ですし、答えがもらえる可能性は低いと思われます。
⑦TwitterやFacebookで大学院生にDMで依頼する
どうしても解答が手に入らないなら、TwitterやFacebookで自分が受ける研究科の大学院生にDMを送って聞いてみる手もあります。
本アカでは抵抗があっても、院試アカなら思い切ってできるかもしれません。
まとめ
たくさん過去問・解答を手に入れてしっかり勉強をすることで、院試を勝ち抜きましょう!
他にも院試の記事を投稿していますので、参考にしてください!
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