【令和3年度最新版!】東工大院試の倍率まとめ【研究科ごとの難易度】

大学院

こんにちは!ほぐです

私は学部の時は東京理科大にいて、院試を受けて東工大に入りました。

私が院試を受けたときも感じていたことですが、いまいち院試の合格の難易度がわからないという方は多いのではないでしょうか。

そこで、↓のURLを基に院試合格の難易度の一つの基準となる学院ごとの倍率を計算しました。(らむがグラフをつくってくれました)。

2021-record-master-g5idv.pdf (titech.ac.jp)

受験する学院を決める上での参考にしていただけたらと思います。

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全ての学院

(志願者数÷合格者数)から倍率を算出しました。

令和3年度の東工大の院試の倍率は約1.69倍となっています。

東工大の多くの院では毎年募集人員よりも少し多めに合格者を出しています。(東大などの他大学と併願していて、合格しても入学しない学生がいるからだと思います。)

東工大院には上のグラフにある6つの学院があります。

最も倍率が高いのは情報理工学院で、最も低いのは物質理工学院です。

東工大は工業大学であるため、工学院が人気です。

私は学部まで東京理科大学の理学部に所属していましたが、私の周りにいる同じく東京理科大学の理学部に所属していた学生でも東工大の工学院を受ける学生がいました。

しかし、東工大は工学院の研究が盛んで人気がある分研究室が方であるため、工学院の倍率はそれほど高くありません。

人気がある学院だからといって高倍率になるとは限らないようです。

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理学院

最も倍率が高い系は数学系で2.1倍、最も倍率が低い系は地球惑星科学系で1.1倍でした。

工学院

最も倍率が高い系は経営工学系で2.4倍、最も倍率が低い系は電気電子系で1.6倍でした。

物質理工学院

物質理工学院には2種類しか系がありません。

情報工学系の方が倍率が高く1.3、材料系は1.0でした。

今回は全ての学系の倍率を有効数字2桁で出したいますが、厳密には材料系の倍率は1.04です。受験者全員が受かるわけではありません。

情報理工学院

情報理工学院には2種類しか系がありません。

情報工学系の方が倍率が高く3.1、数理・計算科学系は2.0でした。

生命理工学院

生命理工学院には生命理工学系しか系がありません。すずかけ台キャンパスにある研究室が多いため、キャンパスの位置を気にする方は要注意です。

環境・社会理工学院

技術経営専門職学位課程を除けば、最も倍率が高い系は社会・人間科学系で1.9、最も倍率が低い系は融合理工学系で1.2倍でした。

技術経営専門職学位課程は主に社会人を対象とした過程であるため、学部4年で東工大の院試を受けるという方にはあまり関係がないかと思います。

注意点

上で紹介した倍率は全て推薦入試(A日程)と一般入試(B日程)を合わせて計算したものです。

推薦入試では筆記試験がなく、面接だけで選考し、一般入試よりも高い確率で合格することができます。(推薦入試でも落ちる方はいるそうです。)

そのため、一般入試での倍率は上で紹介した倍率よりも高くなるはずです。

どれくらいの割合の学生が推薦入試を受けられるかは学系や年度毎に違うため、研究室訪問などで聞く必要があります。

ちなみに私が所属している東工大理学院物理学系では推薦入試がないため、一般入試での倍率は上で紹介した倍率と全く同じ1.9になります。

他にも理学院数学系、情報理工学院数理計算科学系では推薦入試がないため、同様に一般入試での倍率は上で紹介した倍率と同じになります。

まとめ

東工大院のそれぞれの学系の倍率を紹介しました。東工大院への進学を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

東大院と理科大院の倍率を紹介した記事もあるので、こちらも参考にどうぞ。

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