合格基準は○○でわかる! 東工大院物理学科の筆記試験の特徴

勉強方法

こんにちは!ほぐです!

今回は、私が経験した東工大物理学科の院試の筆記試験について書きます。

東工大物理学科の過去問題はこちらに提載されています。

過去問題 | 大学院課程入学案内 | 大学院で学びたい方 | 東京工業大学 (titech.ac.jp)

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テストの形式と配点

東工大物理学科の試験は、専門科目300点と英語60点の合計360点満点です。

専門科目は午前の部と午後の部に分かれており、以下のような科目が出題されます。

出題範囲
午前の試験物理数学、力学、電磁気学
午後の試験量子力学、統計力学、物理学実験

午前も午後もそれぞれ大問3つずつで構成されているため、大問は合計6つです。

物理数学、力学、電磁気学、量子力学、統計力学、物理学実験でそれぞれ1問ずつ出題されます。

英語は、事前にTOEICまたはTOEFLを受験してくる必要があり、その受験した試験の点数から評価されます。

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合格基準点

合格基準点は明示されていません。そもそも募集人員が決まっていて、募集人員の分だけ合格者を出す為、その年の受験生のレベルによって変わってくるはずです。

しかし、研究室を選ばなければ、筆記試験は5割以上取れば受かると言われています。実際、私が所属している研究室はあまり人気がない研究室なため、5割くらいの出来で合格することができました。

逆に、トップクラスに人気があるところだと9割くらい解けないと入れない研究室もあるそうです。

その研究室に入るのが難しいのかどうかは、事前の研究室訪問で直接聞くことが出来ます。研究室によっては、教えてくれないところもあるとは思いますが、私が研究室訪問した研究室は全て聞けば教えてもらえました。

私の得点方法

私は人気がある研究室を志望していたわけではないため、試験で5割以上を取ることを目標に勉強していました。

私が5割を取るために特別意識していたこと以下の2つです。

  • 物理数学は確実に満点を取れるようにする
  • 物理学実験はノー勉

上にも書きましたが、東工大の物理学科の試験は 物理数学、力学、電磁気学、量子力学、統計力学、物理学実験 の6つの大問で出来ています。

この6つの大問で最も確実に得点しやすいのが物理数学です。出る問題のパターンが限られているため、過去問をしっかり理解して解けるようにしておけば、満点はとりやすいかと思います。

また、私は物理学実験は一切勉強していません。東工大院試の物理学実験の問題は、東工大物理学科の学部生がやっている実験から出題されます。そのため、外部から受験している私たちにとっては、全く知らない実験についても出題されます。

全く知らない実験について一から学ぶのは大変です。そのため、物理学実験は一切勉強せず、その分他の科目の勉強に時間を充てていました。

しかし、これは5割を狙っていた私の勉強のやりかたです。8割とか9割を目指す方にとっては、大問一つ捨てることは重大です。私のやり方は参考程度に見てもらえればいいと思います。

まとめ

私は学部3年までほとんど勉強していなかったため、院試の問題を5割解けるようにするだけでいっぱいいっぱいでした。

ただ、院試を通して、多少なりとも物理を勉強するきっかけができて良かったなと思っています。

大学院をどこに行くべきかと迷っている方は勉強のきっかけ程度に外部への進学を考えてみるのもいいかもしれません。

面接を含めた院試全体の流れを書いた記事も投稿しているため、よろしければ見てください。

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