こんにちは!ほぐです
私は東工大物理学科に外部から院試を受けて入学しました。
今回は、私が院試を受ける上で使った教材について紹介します。
院試勉強をいざ始めようと思った時にまずは勉強するための教材探しから始まるかと思います。
しかし、大学で学ぶ物理学の教材には様々な種類があり、どれを選べばいいのかすぐには分かりません。
今回は私が院試を受ける上で使った教材を紹介します。教材選びの参考にしてください!
まずはじめに院試で必要な科目
私が受験した東工大物理学科の院試で出題される科目は、
- 物理数学
- 力学
- 電磁気学
- 量子力学
- 統計力学
- 物理学実験
の6科目でした。それぞれで使った教材を紹介します。
物理数学
東工大物理学科の院試問題で最も満点を狙いやすいのは物理数学だと思います。
なぜなら、問題のパターンが限られていて、過去問を5年分くらいやれば、ほぼ全てのパターンを網羅できてしまうからです。
また、物理数学は私がいた東京理科大学物理学科では1年生の時に受講する科目です。(他の大学の物理学科も同じではないでしょうか。)
そのため、学んだ知識を2年生以降で学ぶ量子力学や統計力学でも利用します。物理数学を全く理解せずに無事に4年生まで進級できる方は中々少ないかと思います。
物理数学はいきなり問題演習から始めても大丈夫かと思います。
そのため、物理数学に関しては、私は過去問しかやっていません。過去問で分からないところはgoogle検索で済ませました。
力学
力学も物理数学と同様に1年生から学ぶ科目です。そのため、こちらの問題演習の教材しか使っていません。
問題の難易度が易しめで、5割くらいとりたいと思っていた私にとってちょうどいい教材だったと思います。
電磁気学
電磁気学はこちらの2冊を利用しました。基本的には演習の方だけやって、どうしても分からないところは演習じゃない方も見るといった感じで勉強を進めました。
力学と同様に、 問題の難易度が易しめで、5割くらいとりたいと思っていた私にとってちょうどいい教材だったと思います。
量子力学
正直に言いますと、私はこの教材を使っても全然量子力学を理解できませんでした。院試を受けるときも量子力学は0点だけは避けたいくらいの心持ちでした。
学部3年時の授業でも過去問の解答を何とか暗記してギリギリ単位を取れたようなレベルだったため、ほぼ0からの勉強だったのが原因です。
いちおうこちらの教材はネット上の記事や、実際に東工大の院試に合格した先輩から紹介されたものであるため、いい教材なんだと思います🤡
統計力学
量子力学と同様に統計力学も全く理解していない状態で勉強を始めましたが、こちらの教材を使うことで統計力学は物理数学の次に満点を狙いたい科目にすることができました。
統計力学で必要になる量子力学の基礎の部分から解説してくれて、一から勉強を始める方にも使用しやすい教材かと思います。
物理学実験
5割を目標にしていたため、私は物理学の実験の勉強を一切していません。
いちおう物理学実験は東工大物理学科の学部生がやっている学生実験を基に出題されるそうなので、勉強しておきたい方は東工大の物理学実験の教科書を見てみるといいそうです。
まとめ
以上が私が院試勉強で使った教材です。教材選びの参考にしてみてください。
東工大院試に関する記事や、東大院物理学科に合格したらむが使った教材の記事もあるので、よろしければ見てください!
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