選考を実際に受けてみて分かった伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)の特徴をお教えします!
まずは、基本情報をまとめます。
基本情報
- 伊藤忠商事の子会社(持ち株58%)
- 社員4300人(1年に100人ほど採用)
- 平均年収 897万
- 平均年齢 41歳
- 平均勤続年数 14年
勤続は、ふつうの日本企業って感じですね。
給料は、エンジニアにしては良い方だと思います。
ただ、伊藤忠商事の子会社であるということがどう響いてくるのかが気になります。
伊藤忠商事の子会社
私は、気になったので実際に聞いてみました。
「親会社の競合他社であることを気にすることなどによって、できないソリューションがあるなど、制限を受けていることはありますか?」
人事の答えは、「全くありません」でした。
そう言われましたが、やはり伊藤忠商事が親会社であることが、重要な決定のキーになっていることも多いはずだと思います。
実際、現社長は伊藤忠商事出身です。
エンジニアのひとりとして、不自由なことは何もないとは思いますが、ここで頑張って出世しても、意思決定は伊藤忠商事がすると思うと少しモヤモヤが残る気がしました。
給料が良い
平均年収897万は、ITエンジニアとしてはかなり良い水準です。
- 幅広いソリューションを手掛けていること(景気や業績に左右されにくい)
- ソリューションの上流から1社で手掛けていること(中抜きが少ない)
- 親会社の出資を必要に応じて受けられる
ということが理由ではないでしょうか。
新入社員は最下流から(NRIなどとは違う!)
ソリューションは、上流から企画(コンサルティング)→要件定義→システム設計→コーディングと進んでいきます。
一般に、人気であるNRIやNTT DATA などのSIerは、若手は下流の方から始めて経験を積みながら上流に行くということが多いですが、
最下流のコーディング(実際に設計通りコードを書く)作業は、パートナー企業や海外企業に投げていることが多いです。
なぜなら、高いお金をかけて雇っている自社の社員にコーディングに時間を割かせたくないからです。
しかし、CTCは違います。
新入社員1年目は、本当の最下流のコーディングから始めます。
これが良いことかどうかは人それぞれです。ソリューションの全てを自分でできるようになりたいと魅力と感じる人もいれば、早く上流工程に行きたいと思う人もいるでしょう。
服を全く気にしない
オフィスカジュアルが浸透していますが、実際は名ばかりの企業も多いでしょう。
CTCでは本当に浸透していると感じました。
ホームページでそのことをアピールしていたということもありますし、
説明会に来ていた人事の方が、パーカーであったこともありました。
選考の面接官もカジュアルな服を着ていました。
堅苦しい風習がないことは、新入社員にとって大きなメリットです。
まとめ
選考の中で、私が感じたリアルをお伝えしました。
個人的には、とても雰囲気が良く、働きやすそうな会社だと感じました。
(だいたい説明会や選考の中で嫌な社員に一人くらい遭遇するのですが、私が関わった限りではCTCはみんな良い方だと思いました。)
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