大学院生が企業と共同研究するデメリット

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こんにちは!ほぐです

私は現在東京工業大学で私企業と共同研究をしています。

そこで、今回は私企業との共同研究について書きます。

大学には様々な研究室が存在しますが、その中には企業との共同研究をしている研究室も多くあります。企業との共同研究になると、何が変わるのでしょうか。

私自身も今の研究室に入るまで、企業との共同研究がどのようなものかがわかっていませんでした。根拠もなく「もしかしたら就活せずに、この企業に入れるかも!」とか思いながら今の研究室を選びました。

今回は私が実際に企業と共同研究をして感じた企業との共同研究のデメリットについて書きます。

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情報管理の制限が厳しい

企業の研究所で実験して得たデータは簡単に外に持ち出すことができません。その企業にしかない技術の情報が外部にもれてしまうと大変です。

実験データなどを持ち出して自宅で解析したくても、面倒な手続きが多いですし、中には手続きをしても持ち出すことが不可能なデータもあります。

特に今はコロナ渦であって、研究所に行く機会も制限されているため、データを研究所外で扱えないのは非常に不便です。

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交通アクセスが悪い場合が多い

企業の研究所は都市部から離れた場所に作られることが多いです。地価の低さや機材の安定性を保ちやすいことが原因です。

そのため、交通アクセスが悪い場合が多いです。私自身、片道2時間以上使った自宅から研究所に通っています。(寮があると聞いていたので、こんなことになると思っていなかった🤢)

もちろん企業によっては都市部近くに研究所がある企業もありますし、 都市部から離れていても偶然あなたの実家に近い場所に研究所がある場合もあると思います。

研究室を選ぶ前に事前に交通の便や寮の状況を把握しておきましょう。

企業の人がいないと機材を使えない

企業の研究所にある機材は勿論のこと、私が利用する大学にある機材も企業のものであることが多いです。もし私が一人で勝手に機材を使って壊してしまったら大変です。

そのため、私は一人で自由に研究ができません。企業の人たちも大学に来る日が限られているため、大学で研究する日が限られてしまいます。

周りに学生がいない

当たり前ですが、企業の研究所にいるのは基本的に社会人です。

社会人の方がちゃんと指導してくれるので、研究をする上でほとんど困ることはありませんが、やはり周りに学生がいないのは寂しいです。

また、就職活動をする上で周りに情報を共有できる人がいないのは少し良くなかったかもしれません。

まとめ

企業と共同研究をして、私が嫌だなと感じたことを書きました。

もちろん企業によっては都市部近くに研究所があるところもありますし、学生が一人で機材を扱う事を許してくれる企業もあるかと思います。

企業ごとに差があると思うので、企業との共同研究を考えている方は事前に研究室訪問等で調べてみるといいかと思います。

企業と共同研究をしていて良かったなと思うところもあります。良かったなと思うところについては以下の記事に書いてあるので、よろしければ見てください!

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