らむです。
私は、東京理科大学から院試をして東京大学大学院に進学しました。
東京大学の大学院には、東大出身の人と同数程の他大出身者の院生がいます。
私の周りには、早稲田大学や東京理科大学、旧帝大出身者が多いです。
そんな私が東大院で研究するなかで感じた、東大出身者のすごさを3つご紹介します!
【東大生のすごさ①】博士課程進学率
私の周りでは、東大出身の大学院生のほとんどは博士課程に進みます。
他大出身者で博士課程に進むのは3割ほどです。(それでも他大の院に比べたら多いです。)
私の在籍する理学系の博士課程進学率は53.5%(2016)でした。
その内訳は、私の周囲の情報から推測するとおそらく東大出身90%、他大出身30%ほどでしょうか。
他大出身者は、研究者を目指して東大に入ったものの周りの東大生の優秀さに圧倒され、研究で生きていくのは無理だと気づき就職していく人も多いと思います。
【東大生のすごさ②】ゼミでの輪講
ゼミでの輪講(みんなでテキストを読んで勉強すること)の時に最も東大生の優秀さを感じます。
研究では、必要な知識をその都度調べて学習するのですが、
輪講では、授業のように体系的に学習します。
東大生は、最難関の大学受験を合格しただけあって、体系的な学習が得意な人が多いです。
もちろん、学部時代の学習の量や質の違いもあると思います。
輪講での発表や質問への応答などの優秀さは東大生にはなかなか敵いません。
【東大生のすごさ③】実験の理解度
実験では、教授や先輩から「〇〇をしといて!」と急に頼まれることがあります。
その時の作業の理解度は、東大生はとても早いです。
「ここを開いたらここが真空になるから、、ここに電圧をかけたらここの測定器が使えて、、」
などということを冷静にまとめたら理解できるのですが、
東大生は、一度聞いたらすぐに作業を始めて間違えないというケースが多いです。
この原因の1つに、東大生は”学部時代にかなり高度な学生実験をしている”ことがあると思います。
東大の3年4年でやる学生実験(授業でやる実験)のテキストを見せてもらいましたが、理科大は質も量も完敗していました。
かなりお金のかかっているような実験(1回の実験で100万円ほど)もありました。
これを学部時代に真面目にやってきた人は、かなり実験のノウハウが身に付いているでしょう。
まとめ
私の専攻が物理実験なので、そのバイアスがかかっているところがあったかもしれませんが、
以上が私が大学院生活で実感している東大出身者のすごいところです。
優秀な人たちの中で刺激を受けながら過ごす日々は充実しています。
しかし、研究ではこの優秀な人たちの中で自分の価値を示さないといけません。
そこで、工夫していることなどを今後記事にしていきたいと思います。
では、”他大→東大院”と進学した人は周りからどう見られているでしょうか?↓↓
コメント
理科大生と東大内部生に差があるのではなく、あなたが理解力低いだけでは…
私は東大の内部生ですがうちの研究室に来た理科大の方はとても優秀ですよ
記事を読んだら「内部生は実験をよく理解して〜」とありますが、実験を完全に理解できてないあなたが正直レベルが低すぎます
後、学生実験の内容のおかげで力に差が出る訳でもないです。
見苦しい言い訳止めてください
コメントありがとうございます!
私が過ごすなかでの実感として書いたものです。
私が知っている情報や考えた要因が、似た境遇の人にとって有益な情報になればよいと思って発信しています。
ぜひ、異なる例として具体的に発信いただけると嬉しいです。
(コメントはされていませんが、進学率について私の感覚を数値化している箇所があり、こちらは誤解を生む可能性があると思いましたので注をつけました。)