当大学院情報サイト編集長のらむと申します!
今日は、大学院の仕組みについてわかりやすく解説していきます!
大学院とは?
大学院とは、大学を卒業後に「修士」・「博士」の学位を目指して、教育を受け研究を行う機関です。
大学院には、修士課程と博士課程があります。
修士課程を「博士前期課程」と呼ぶ大学院もありますので”博士課程”と混同しないように気をつけてくださいね。
大学院の修士課程は2年、博士課程は3年で修了できます。
大学から修士課程への進学率は11%、
修士課程から博士課程の進学率は10%ほどです。
大学院に入るには
大学院に入学するには、院試(大学院入学試験)で合格する必要があります。
院試では、専門科目や英語が出題されて、大学院生として研究を行う能力があるかを確認されます。
院試は、基本的に大学4年生の夏ごろに行われます。
周りの同級生が就活をしているなかで、院試の勉強をすることになります。
入学には大学を卒業していることが必要です。院試に合格したとしても、大学を卒業できていないと合格を取り消されてしまいます。
また、大学は〇〇学部〇〇学科に所属しますが、大学院の所属は〇〇研究科〇〇専攻と呼ばれることが多いです。
さらに、その研究科の特定の研究室に所属することになります。大学院では、所属した研究室の研究テーマを研究室のメンバーと進めていくことになります。
大学院を修了するには
大学院の修了要件を満たす必要があります。
修士課程では、
- 単位の修得(30単位ほど)
- 修士論文の学位論文審査の合格
博士課程では、
- 単位の修得(20単位ほど)
- 博士論文の学位論文審査の合格
研究室に所属すること自体も年間8単位ほどに換算されますので、履修する授業は10個ほどで要件を満たします。
論文の審査はどれくらい厳しいか?
大学の学部に比べて論文審査は厳密に行われます。
新規性のある研究をきちんとまとめていないと審査は通りません。
難易度は、
卒業論文<<<修士論文<<<<<<<<<博士論文
ぐらいのイメージです。
特に博士課程では十分な論文が書けなくて、4,5年在籍する人も珍しくありません。
研究が好きな人が集まる博士課程の学生でさえ、博士論文には苦悩します。
大学院は最大で10年
大学院は最大で8年在籍できます。
修士課程が2年、博士課程が3年が標準修業年限とされており、
その2倍まで在籍することができます。
よって、修士課程は最大で4年、博士課程は最大で6年です。
合わせて、大学院は最大で10年在籍できます。
これまでに、修了できない場合は退学願を提出して退学することになります。
まとめ
大学院についてイメージが掴めましたでしょうか?
このサイトでは、大学院生のお金事情や就活、院試などについて詳しく取り上げています!
ぜひ参考にしてください!
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