本日は、令和3年の阪大の修士課程の院試の倍率を詳しく解説します!
院試は偏差値などの指標がなく、どれくらいの難易度なのか、自分が受けて合格できるのかがわかりづらいです。
そこで、大阪大学のHPで発表されているデータをもとに倍率を計算しました。
これをもとに、受験をするかどうかやどの研究科を受験するかを判断する手助けになれば幸いです!
大阪大学大学院の倍率
2021年度の大学院修士課程の志願者、入学者の人数です。
定員 | 志望者数 | 入学者数 |
2083 | 3183 | 2381 |
これをもとに、
倍率 = 志望者数 / 合格者数
として計算しました。
2021年度の大阪大の院試の倍率は1.34です。
各研究科の倍率
最も難易度が高い経済学研究科の倍率は2.71でした。
最も難易度が低い工学研究科の倍率は1.08でした。
文系と理系の何度の違いを見てみましょう。
文系研究科と理系研究科の難易度
文系 : 文学、人間科学、法学、経済学、言語文化、国際公共政策、
理系 : 理学、医学系、薬学、工学、基礎工学、情報科学
上記のように文系と理系をわけて計算すると以下のようになります。
大阪大学院の文系の倍率は1.91です。
大阪大学院の理系の倍率は1.19です。
全体では、文系のほうが理系に比べて難易度が高いことがわかります。
この原因のひとつに、定員が文系が少ないことにあるでしょう。
入学定員(文系) | 入学定員(理系) |
403人 | 1680人 |
大学院では、
文系 : 大学卒業者数 > 大学院定員 理系 : 大学卒業者数 < 大学院定員
という状況になっていることが多いです。
大学院の女子学生の割合
大阪大学は、入学者数に占める女子学生の割合を公表しています。
これをもとに計算しました。
合格者数 | うち女子数 | 女子率 |
2381 | 668 | 28% |
大阪大学院の女子の割合は28%です。
各研究科ごとでは、以下のようになりました。
最も女子の割合が高いのは、言語文学研究科で69%です。
意外にも医学系研究科の女子の割合は64%と、半分以上が女子でした。
この値は、他大学では男子の方が多い傾向にあるため、阪大の特徴と言えるかもしれません。
最も女子の割合が低いのは、情報科学研究科で9%でした。
まとめ
阪大の大学院受験を悩んでいる人の助けになれば幸いです!
これ以外にも、大学院や院試について記事を書いていますのでぜひ参考にしてください!
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