こんにちは!ほぐです
今回は私立の大学から国立の大学院に進むメリットについて書きます。
私は現在、国立の東京工業大学大学院に所属していますが、学部生のときは私立の東京理科大学に所属していました。
一般的に言われていることから、私が実際に国立の大学院に入って感じたことまで書いていきます。
国立の方が研究室が豊富
理科大と比べると、東工大や東大には研究室が豊富にあります。そのため、より自分がやりたい研究を見つけやすいです。
また、研究室が豊富なことにより、教授に対する学生の人数が減ります。
理科大物理学科の多くの研究室では毎年5~10人の学生をとるのに対し、東工大の多くの研究室では1~5人ほどしか学生をとりません。
学生の人数が減った分、教授からの指導が受けやすくなります。
私自身、毎年一人しか学生をとらない研究室に所属しているため、ほぼ教授からのマンツーマン指導を受けることが出来ています。(私の研究室は教授が定年のため、私が最後の学生です。そのため、研究室の学生は私しかいません。)
昼休みに教授と2人でサッカーするくらい仲良しです。
学費が安くなる
理系の国立大学の学費と私立の学費はかなり違います。
理科大院の学費↓
初年度納付金(学費)|ADMISSIONS & AID|東京理科大学 (tus.ac.jp)
東工大院の学費↓
学費・入学金 | 大学院課程入学案内 | 大学院で学びたい方 | 東京工業大学 (titech.ac.jp)
試しに私が所属している物理学の実験系の初年度の学費だけを比較すると、理科大が130万円かかるのに対し、東工大は約64万円ほどです。
国立に進むことで学費は半分以下になります。
就活で有利かも
人気企業には東工大や東大などの大学を卒業した方が多い傾向にあります。そのため、東大や東工大の学生は人気企業とOB訪問などでコンタクトを取りやすくなります。
就職活動に欠かせない情報収集において、企業の方とコンタクトをとることは非常に重要です。
↓の記事によると、有名企業への就職に強い大学ランキングにおいて、東工大が3年連続で1位になっているようです。(東大はアカデミックに進む方が多いので上位に入っていないようです。)
「有名企業への就職に強い大学」ランキング200 | 本当に強い大学 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース (toyokeizai.net)
まとめ
国立大学院に進むメリットについて書きました。他にも国立大の方が研究費が豊富にあるというメリットもあるようです。(具体的にどれくらい大きいのかを示す数字を見つけられなかったため、詳しくは書きません。)
ここまでメリットについてばかり書きましたが、もちろん東工大に進み、嫌な思いをしたこともあります。デメリットについての記事もあるので、よろしければ見てください。
part2もあります。
らむが東大院に入って感じたことについての記事もあります。↓
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