こんにちは!ほぐです
私は現在東京工業大学で私企業と共同研究をしています。
そこで、今回は私企業との共同研究について書きます。
大学には様々な研究室が存在しますが、その中には企業との共同研究をしている研究室も多くあります。企業との共同研究になると、何が変わるのでしょうか。
私自身も今の研究室に入るまで、企業との共同研究がどのようなものかがわかっていませんでした。根拠もなく「もしかしたら就活せずに、この企業に入れるかも!」とか思いながら今の研究室を選びました。
今回は私が実際に企業と共同研究をして感じた企業との共同研究のメリットについて書きます。
その企業の就職に有利になるかも
企業がある研究室の学生だけ採用を優遇するという事は実際にあるようです。その研究室で身に付けた技術が企業でもそのまま役に立つときには優遇されることがあります。
企業との共同研究でも同様に、その研究で身に付けた技術を企業に入ってからそのまま活かせるため、優遇されることがあるようです。
逆に、もし共同研究している企業の部署が新卒採用を行っていない場合は特に優遇されません。
就職を有利にするために、企業との共同研究を考えている方は、その研究部署が新卒採用をしているのかを事前にチェックしておきましょう。
もちろん新卒採用をしていない部署との共同研究でも、就職が有利になることはあると思います。
共同研究の中で関わった社員の方が人事部の社員と知り合いだったりすれば、ある程度人事の方にアピールしてもらう事が可能ですので、多少有利にその企業の別部署での選考を進めることもできるかもしれません。
企業の研究者として働くイメージを掴める
自分と一緒に研究しているのは既に企業に就職して、何年間も企業の研究者として働いてきた人ばかりです。大学院にいる間、企業の研究者がどのような働き方をしているのかを見ることができます。
具体的には以下のようなことを知ることが出来ました。
- 出勤時間と退勤時間。フレキシブルに働けるか。
- ミーティングの頻度
- テレワークの導入の仕方
- 研究と研究以外の仕事(予算決め、ミーティング、書類記入など)の割合
- 一つの研究でどれくらいの人と関わるのか
- 企業の予算の使い方の仕組み
もちろん、これらの情報は企業の説明会やOB訪問で聞くこともできますが、実際に関わってみるのと比べると情報の信用度の高さが違います。
また、もしあなたが大学院を卒業した後に研究者としての就職を考えているのであれば、学生の内から企業の研究者と関わり、研究者の仕事を具体的にイメージできることはプラスになるかと思います。
ただし、上で挙げたような情報もある程度企業によって差があると思うので、そこは要注意です。
安く泊まれる寮がある場合が多い
多くの大手企業の研究所の近くには社員寮があります。私の研究室の学生も元々この寮に泊まることができました。(私が入学すると同時に寮が取り壊しになり、私は使えませんでした😢)
寮に泊まれば、楽に研究所に通えますし、遅くまで研究していても終電などを気にする必要がありません。
月2万円で研究所のすぐ近くに住めるのはめちゃくちゃ便利ですし、社員の中にも若い方がいるので、毎日合宿みたいで楽しかったらしいです、、、
まとめ
企業と共同研究をして、私がいいなと思ったところをまとめました。
もちろん嫌だなと思うところもあります。嫌だなと思ったところは以下の記事にかいてあるので、よろしければ見てください!
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