こんにちは、あひるです。
外部の大学院を考える上で、どれくらいの難易度なのか、自分が受けて合格できるのか
受験生ならやはり気になるところですよね。。。
そこで今回は、実際のところ外部生がどれくらい合格しているかに着目し、
東大HPで発表されているデータをもとに”外部生の合格率”を計算しました。
また、研究科ごとに”外部生の割合”も算出したので
受験をするかどうかやどの研究科を受験するかを判断する手助けになれば幸いです。
計算方法
今回算出した”外部生の合格率”および”外部生の割合”の2つの計算方法を示します
外部生の合格率 = 外部からの入学者数 / 外部からの志願者数
外部生の割合 = 外部からの入学者数 / 全ての入学者数
※合格者数でなく入学者数が公表されているため、以下ではこれらの定義を使用します。
東京大学大学院全体の外部生合格率
東京大学大学院全体では外部生合格率が29.51[%], 外部生の割合が51.97[%]という結果になりました。
- 志願した外部生のうち、合格するのは3割に満たないこと
- 入学した学生のうち、外部生が半分を占めていること
が分かりました。
理系研究科の外部生合格率
理系研究科全体では外部生合格率が32.91[%], 外部生の割合が48.08[%]という結果になりました。
例えば、医学系(公共健康医学)・新領域創成科学・学際情報学府などは外部生の割合に目が行きがちですが、合格しているのは4人~5人に1人程度なので外部生間での競争の高さを感じます。
文系研究科の外部生合格率
文系研究科全体では外部生合格率が23.84[%], 外部生の割合が63.86[%]という結果になりました。
例えば、経済学・公共政策学などは外部生の割合に目が行きがちですが、
合格しているのは4人~5人に1人程度なので外部生間での競争の高さを感じます。
グラフを見るうえでの注意
以上の統計の合格率は合格者数ではなく入学者数で計算していることに注意してください。(公表されている情報が合格者数でなく入学者数であるため。)
大学院は、日程が被らなければ複数の研究科に受験することができます。
そのため、複数の研究科に合格してそのうちの一つの研究科に入学した人のデータにより、誤差が生じ難易度が高めに出ている可能性があります。
また、”合格率”ではなく”入学率”の方がより適切な表現な気がしますが、今回は受験を目指す上での難易度を感じていただきたいという思いから上記のように定義させていただきました。
参考までにご活用いただきなにかのお力添えになれると幸いです。
最後に
寒さの厳しい季節ですが、体調に気を付けて頑張ってください!応援しております!
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